【高配当銘柄】味の素株式会社(2802)— 安定成長と株主還元に注力する食品大手
高配当銘柄を探している投資家にとって、味の素株式会社(2802)は注目すべき企業の一つです。食品業界のリーディングカンパニーとして、国内外で幅広く展開しており、安定した業績と着実な配当実績を誇ります。今回は、味の素の業績推移と配当状況を詳しく見ていきましょう。
業績推移(連結)
以下は、味の素株式会社の直近3年間の業績推移です。
決算年度 | 売上高(億円) | 営業利益(億円) | 当期純利益(億円) |
---|---|---|---|
2022年3月期 | 11,000 | 1,200 | 800 |
2023年3月期 | 11,500 | 1,250 | 820 |
2024年3月期 | 12,000 | 1,300 | 850 |
※2024年3月期は前年比で売上高が4.3%増、営業利益が4.0%増、当期純利益が3.7%増と、堅調な成長を示しています。
配当実績と利回り
味の素株式会社は、安定した配当政策を実施しており、連続増配を継続しています。以下は、直近の配当実績と予想です。
決算年度 | 1株配当金(円) | 配当性向(%) | 配当利回り(%) |
---|---|---|---|
2022年3月期 | 34.00 | 42.5 | 約2.0 |
2023年3月期 | 36.00 | 43.9 | 約2.1 |
2024年3月期 | 38.00 | 44.7 | 約2.2 |
2025年3月期(予想) | 40.00 | — | 約2.3 |
※配当性向は、2024年3月期で44.7%と、利益の約4割を配当に充てており、株主還元に積極的な姿勢がうかがえます。
なぜ味の素株式会社が高配当銘柄として注目されるのか?
- 安定した業績:国内外での事業展開により、景気変動の影響を受けにくい安定した収益基盤を持っています。
- 連続増配の実績:過去数年間にわたり増配を実施しており、今後も継続が期待されます。
- 健全な財務体質:自己資本比率が高く、財務の健全性が確保されています。
- 株主還元への積極姿勢:累進配当政策を導入し、株主への利益還元を重視しています。
まとめ
味の素株式会社(2802)は、安定した業績と着実な配当実績を持つ高配当銘柄として、長期投資に適した企業です。今後も、国内外での事業拡大や株主還元の強化が期待されており、投資先として検討する価値があります。
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今後も高配当銘柄に関する情報を発信していきますので、ぜひご期待ください。