【高配当銘柄】日清製粉グループは安定成長を続ける食品系の注目株!
こんにちは!今回は、高配当銘柄として注目される「日清製粉グループ」についてご紹介します。食品業界の中でも長年の実績を持ち、配当利回りも魅力的な企業として個人投資家から根強い人気があります。
高配当銘柄といえば、景気に左右されにくい安定業種が狙い目。その中でも、日清製粉グループは「製粉」「加工食品」「中食・惣菜」など生活必需品を支える事業を展開しており、まさにディフェンシブ銘柄の代表格と言える存在です。
日清製粉グループとは?
日清製粉グループは、明治時代から続く老舗企業で、小麦粉製品をはじめとした食品原材料の供給で国内シェアトップクラスを誇ります。加えて、パスタ・冷凍食品・パン粉などの加工食品事業や、中食・惣菜事業、酵母・バイオ事業、さらには健康食品やエンジニアリング事業まで、多岐にわたる事業を展開しています。
こうした多角的な収益構造により、業績の安定性が高く、株主還元にも積極的です。
近年の業績(連結)
以下の表は、直近3年間の日清製粉グループの業績推移です(2021年度~2023年度実績)。
決算年度 | 売上高(億円) | 営業利益(億円) | 純利益(億円) | EPS(円) |
---|---|---|---|---|
2021年度 | 6,809 | 374 | 264 | 216.96 |
2022年度 | 7,501 | 340 | 235 | 193.49 |
2023年度 | 7,833 | 391 | 262 | 217.37 |
※売上高・利益は概算。詳細は日清製粉IRサイト参照
業績は緩やかながら右肩上がりを維持しており、特に2023年度は過去最高に迫る営業利益を計上。円安やコスト高の影響を受けつつも、価格転嫁や製品ミックスの改善により利益を確保しています。
配当実績と利回り
日清製粉グループは、安定的かつ継続的な配当を重視しており、近年では増配傾向が見られます。
決算年度 | 1株配当(円) | 配当性向(%) | 年間配当利回り(目安) |
---|---|---|---|
2021年度 | 44 | 約20.3 | 約2.0% |
2022年度 | 48 | 約24.8 | 約2.3% |
2023年度 | 52(予想) | 約23.9 | 約2.5% |
配当性向は20〜25%の範囲に抑えつつ、利益成長に合わせて着実な増配を実施。今後も中期経営計画2026に基づき、持続的な成長とともにさらなる株主還元が期待されています。
なぜ日清製粉グループが高配当銘柄としておすすめなのか?
- ✅ 食品系のディフェンシブ銘柄で景気に左右されにくい
- ✅ 多角的な事業展開で業績が安定
- ✅ 自社株買いや増配にも積極的
- ✅ 長期保有でインカムゲインを得やすい
- ✅ 生活に密着した事業内容で親近感がある
これらの理由から、日清製粉グループは高配当銘柄を探している方にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
まとめ
日清製粉グループは、老舗ながら常に進化を続け、安定したキャッシュフローと株主還元のバランスを保つ企業です。「高配当銘柄」としてポートフォリオに加えるには非常に安心感があり、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
今後も、食品業界のインフラ企業としての立ち位置を活かし、さらなる成長と配当拡充に期待が持てます。高配当銘柄として、ぜひウォッチしておきたい1社ですね!
✅ 次回も高配当銘柄シリーズをお楽しみに!
ご意見や気になる企業があれば、コメントで教えてください!