【高配当銘柄】東京建物は安定配当が魅力の不動産株!今後の成長性と投資妙味は?
高配当銘柄を探している投資家の中で、安定した賃貸収入を持つ不動産セクターは根強い人気を誇ります。その中でも注目すべき企業が、【東京建物(8804)】です。
東京建物は、明治29年創業という老舗で、東京都心を中心にオフィスビルやマンションの開発・賃貸を手がける総合不動産会社です。堅実な財務基盤と安定収益により、株主還元にも積極的な姿勢をとっており、高配当銘柄として魅力を増しています。
東京建物の業績推移(連結)
決算期 | 売上高(億円) | 営業利益(億円) | 経常利益(億円) | 親会社株主に帰属する当期純利益(億円) |
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2021年12月期 | 3,130 | 477 | 449 | 287 |
2022年12月期 | 3,206 | 559 | 511 | 317 |
2023年12月期 | 3,398 | 605 | 571 | 362 |
※出典:東京建物IR情報
売上・利益ともに右肩上がりの安定成長を続けており、特に2023年はすべての項目で過去最高を更新しました。不動産市場の活況や都心のオフィス需要の回復も追い風となっています。
東京建物の配当推移と株主還元
決算期 | 1株あたり配当金(円) | 配当性向(%) |
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2021年12月期 | 30 | 26.8 |
2022年12月期 | 36 | 27.9 |
2023年12月期 | 40(予定) | 約27.2 |
東京建物は毎年増配を続けており、2023年は40円の配当が予定されています。配当性向も30%未満と無理のない範囲での還元を行っており、今後も安定した高配当が期待できます。
また、東京建物は自己株式の取得や、長期的な利益成長に基づいた株主還元方針も明確にしており、長期投資先としても魅力的です
なぜ東京建物は高配当銘柄として注目されるのか?
- 不動産収入の安定性:都心一等地のオフィスや商業施設に強みがあり、賃料収入が景気変動に強い。
- 増配傾向の継続:過去数年にわたって着実に増配している実績あり。
- 堅実な財務体質:自己資本比率も安定しており、健全な財務運営。
まとめ
高配当銘柄として「東京建物」は、安定した不動産収入と継続的な増配姿勢により、長期保有に適した優良企業です。今後も都市再開発や不動産ニーズの高まりにより、さらなる成長と株主還元の強化が期待されます。