こんにちは!!
勉強しない投資家のノトです!!!
今回は東京電力ホールディングスです!
関東に住まれている方はおそらくいつも電気でお世話になってる東京電力です!
昨今では電力自由化などでたくさんの電力会社が電気を提供しています。
その影響で東京電力の売り上げが減っているかと思いきや!
電力自由化で出てきた電力会社の多くは電気料金の支払先に指定されているだけなので、電力供給、電線網を持っている東京電力は安定して収益を上げそうです。
今後は脱炭素社会の影響で石油や石炭発電が難しくなると考えられます。
その際にどれだけコストを抑えることができるのかが問題になってきます。
同時に脱炭素社会では電気自動車などの電気を活用する機会が増えるので電気の需要も高まると考えられます!
そういった社会の流れに乗れるかが重要になってくる業界だと思っています!
では、まとめていきましょう!!!
東京電力 銘柄
証券コード9051 東京電力ホールディングス株式会社
事業内容
・ホールディングス:経営サポート、各基幹事業会社への共通サービスの効率的な提供、水力発電による電力の販売、原子力発電等
・フュエル&パワー:火力発電による電力の販売、燃料の調達、火力発電の開発、燃料事業への投資
・パワーグリッド:送電・変電・配電による電力の供給、送配電・通信設備の建設・保守、設備土地・建物等の調査・取得・保全
・エナジーパートナー:お客様のご要望にそった最適なトータルソリューションの提案、充実したお客様サービスの提供、安価な電源調達
売上高推移
東京電力の売上高は5兆円から6兆円強の間で推移しています。
やはり生活に必須なインフラを支えているだけあって売上高はとても大きいものになっています!
2017年に大きく下げていますがおそらくイギリスのEU離脱決定による経済の混乱が影響しているのではないかと考えられます。
その後の売上高は順調に伸ばしているので今後も伸ばしていって欲しいです!
在宅ワークなどで個人の電力需要は増えそうですが、需要が減る要因も十分にあるので読みづらいですね。
E P S推移
EPSは2018年に高い数字を出してますね、
営業利益率からも見て、利益を伸ばすことができたと考えられます。
2020年はEPSが50を割っているのでかなり利益は少なかったようです。
営業利益率からも2020年の利益は大きく減らしたと考えるべきでしょう。
東京電力は売上が需要に依存しているため売上を大きく伸ばすことは難しいと考えられます。
そのため利益を追求するには費用を抑えることが必要になってきます。
費用は人件費や設備費がありますが、おそらくこれらはすでに最適化されていると考えられるので、費用削減となると発電に使う燃料をどれだけ安く調達できるかが鍵になってきます。
東京電力の営業の方には頑張って欲しいです!
営業利益率
営業利益率は5%弱が平均になっていますね。
2020年コロナの影響もありサプライチェーンに打撃を受け燃料調達などに費用がかかったため利益率が下がったと考えられます。
なので、コロナ収束後は燃料費などの高騰が収まっていると考えられるので営業利益率は戻しそうですね。
自己資本率
自己資本率は低くなっています。
これは発電所や電線などに対しての設備投資が多くなるためです。また業績が安定しているため自己資本率が低くても問題ないという点が挙げられます。
営業活動によるC F
営業活動によるCFは年々減少しています。
この点が少し不安です。
キャッシュは持っていて困ることはないです。
むしろキャッシュを持っている方が今後事業展開を素早く行い、キャッシュを稼ぐことができます。
東京電力 配当
一株あたり0円
配当推移
配当利回り
0% (2021年3月12日時点)
配当は0円となっています。
東京電力は東日本大震災の福島原発による補償があるにも関わらず配当を出すと世論から叩かれるでしょう。
「配当を出す余裕があるなら被災者に補償をだせ」等々
そのためしばらくは配当が0円だと予想されます
東京電力 考察
東京電力は東日本大震災に対する補償を行うための資金を株式売却によって得ようとしています。
株式の売却額は一株あたり1500円が必要となっています。
しかし、現状は300〜400円を推移しています。
東京電力の株を買う場合は1500円あたりで大量の株が売却されることが予想され、大きく値下がりすると考えられます。
詳しくはこちらの記事を
なので、300円で買った場合は1000円ほどの金額で売却するのが良いかと考えられます。
前回の記事のはこちら
最後に!!これは素人が見て思ったことを書いてある物です!
株式は常に元本割れのリスクがあるので株式購入の判断は自己責任です!